親の行動や言葉をまねません。「バイバイしようね」といってもニコニコしているだけだし、おじぎして挨拶してもその動きをまねすることはありません。同じ年齢の子どもはできているので気になります。
親の行動や言葉をまねることがない
個人差があります
「まねる」ことは大好きなお家の方を通して学んでいきます。一方で、行動や言葉・大人の意図が理解できず、まねることが難しい子どももいます。
こんな関わり方をしてみよう!
同じ年齢の子どもができていると、個人差と思いつつも少し焦ってしまいますよね。まねをしないからといって無理にさせるよりも、手遊びなどお子さんがおうちの方と一緒に楽しめる遊びを増やしてください。おうちの方が楽しそうにしていれば、お子さんもまねをするかもしれませんね。
もし、他にも気になっていることがあるなら、「はますくファイル」に子どもの気になることや発達の状況を記録してみてはいかがですか。そうすることで成長を振り返ることができます。
また、1歳6か月児健診の時に「はますくファイル」を持参し、普段気になっていることをご相談していただければ、よりお子さんの状況に添った適切なかかわり方を一緒に考え、サポートしていくことができます。親子健康手帳(母子健康手帳)とあわせて活用してくださいね。
ニコニコしているのであれば、バイバイしてもらえなかった人も嫌な気持ちになることはないでしょうから、安心しましょう。大人のまねができるかどうかで、発達障害があるかどうか悩んでしまう人もいるようですが、この1点だけで障害があると判断されることはまずありませんから、個人差の範囲と考えて様子をみてみましょう。
すでに1歳6か月児健康診査を終えていて、お子さんの発達が気になる場合は、こども家庭センターの保健師に相談しましょう。