家ではいろいろ話し、わがままも言いますが、外では何も言えなくなってしまいます。「はっきりしなさい!」と、つい怒ってしまいます。
家の外に出ると何も言えなくなってしまう
子どもにとっては自然なことです
家ではいろいろ話し、わがままも言うということは、子どもにとって家庭が安心を感じられる環境であることのあらわれです。家の外で何も言えなくなってしまうのは、自分の思いを受け入れてもらえるかどうかが不安なのでしょう。
焦らず、子どもの成長を待って
強い不安は、子どもによってはパニックにつながることもあります。「言いたくても言えない」というお子さんの気持ちをくみとり、焦らず、怒らずに、お子さんなりの成長を待つことが大切です。
ハキハキして物怖じしない子もいれば、そうでない子もいます。しかし、子ども同士のかかわりの中から、ぐんと成長することもあります。時には、公共施設などのワークショップやイベントに参加してみてはいかがですか?知らない子どもたちとの出会いやかかわりから、子ども自身が刺激を受けてみるのも良いかもしれません。