イヤイヤ期の2歳のしつけは大変。思わず叩いたり怒鳴ったりしてしまい自己嫌悪です。どうすればいいですか。
イヤイヤ期の子どもへの接し方に悩む
子どもを大切に思うからこその悩みです
「魔の2歳児」ともいわれるイヤイヤ期。イヤイヤ期を迎える2歳児を抱える親も毎日がイライラとの戦いです。夫婦関係や友人関係、仕事関係などでイライラすることもあります。子どもを大切に思っているからこそ、しつけや子育てについて悩みます。子どもに対してつい叩いたり怒鳴ったりしてしまうこともあります。その後、「どうして叩いてしまったんだろう」「どうしてうまくいかないんだろう」と自己嫌悪に陥ることもあるでしょう。
叱らないで済む環境を作り、一人で抱え込まないで
親業には休みがありません。理不尽なことでイヤイヤを言う子どもにカッとしてしまうこともあって当然です。だからといって、叩いたり怒鳴ったりして言うことを聞かせる事は、決して良い解決方法ではありません。子どもも親もお互い辛い思いをしてしまいます。思わず手が出そうになってしまう子育ての場面で、少しでもその辛さや怒りを軽減できるような方法を紹介しますので、是非取り入れてみてください。
- 目を閉じて深呼吸しましょう
暴言や手が出そうになってしまう時、目を閉じて深呼吸してみましょう。
ストレスの度合いによって呼吸の速さは変ってきます。反対にわざと呼吸をゆっくりして気持ちを落ち着かせてみましょう。 - 叱らなくてもよい環境を作りましょう
触って欲しくないものや、汚したくないものは子どもの手の届かないところにおくようにしましょう。
また、叱る基準を「命にかかわること」「人を傷つけるようなこと」に絞り、叱る基準をシンプルにしてみましょう。 - 相談できる人に相談しましょう
子どもが生まれると、立場としては親ですが、一人前の親になるわけではありません。子どもが生まれた瞬間に子どもも親も0歳から始まるのです。子どもが危険なことをして、親に注意されるのと同じように、親も失敗し、子どもの反応から学ぶものです。子どもと一緒に成長していくつもりで子育てに向き合ってみましょう。
今、一番大切なことは、あなた自身が辛い状態から脱することです。まず、身内や友達など相談できる人や相談機関に育児の悩みを聞いてもらうことから始めてみましょう。
浜松市が実施している行政の相談窓口です。
イヤイヤ期の子どもとの関わり方の参考にしてください。
親子健康手帳(母子健康手帳)交付時や、転入時などにもらう「はますくファイル」には、子どもの年齢ごとの成長のめやすが載っています。