いちごのような赤いあざができました。どうしたらいいですか。
いちごのような赤いあざについて教えて
赤ちゃんの皮膚にできる赤あざの一種
「いちごのような赤いあざ」は、赤ちゃんの皮膚にできる赤あざの一種で、『いちご状血管腫』または『乳児血管腫』と呼ばれています。
生後1~数週間経った頃に現れ、急速に大きくなることがあります。生まれた直後には目立たないことが多く、生後数週間から数か月かけて赤く盛り上がり、いちごのような見た目になることからこの名前がついています。
一般的に痛みは伴いませんが、一部のケースでは、患部が大きくなる過程で痛みを感じることがあります。
多くは、成長とともに自然に縮小していきますが、場所や大きさ、数によっては治療が必要になる場合もあります。
早期治療が必要な場合があるため、小児科や皮膚科を受診
『乳児血管腫』は、皮膚の表面や内部にできる「赤あざ」のひとつで、毛細血管が増えることで生じる“赤あざ”のひとつです。
個人差はありますが、一般的には、小学校に入学する頃までに治療をしなくても徐々に消えていきます。
しかし、『乳児血管腫』ができる場所や症状によって、早期治療が必要な場合があります。急に大きくなってくる、血管腫の大きさが大きい、表面がえぐれて(潰瘍)出血しているものなどは早めの治療が必要な場合があります。他にも口や鼻、目などの近くにできた場合にも、早期治療が必要な場合があります。
また、赤いあざができる症状は色々な種類があり、経過や治療法はそれぞれ異なります。小児科または皮膚科を受診して、医師に正しい診断をしてもらうようにしましょう。
気になる症状がある場合は、早めに医師に相談することをおすすめします。
健診時やかかりつけ医に受診の際に聞いてみると安心です。