TOP相談したいはますくQ&A悩み親の悩み卒乳・断乳はいつ始めればいいの?

卒乳・断乳はいつ始めればいいの?

お気に入り

母乳育児をしています。卒乳や断乳はいつ頃から取り組めばいいですか?

自然に卒乳を迎えられれば、おっぱいが痛むこともない

「卒乳」とは、子どもが成長と共におっぱいを求めなくなること、一方、「断乳」とは、職場復帰などの理由により、ママのタイミングでおっぱいをやめようとすることです。「断乳」や「卒乳」の時期は、いつから行うという決められた時期はありません。ただし、断乳はすぐにはできないので、計画的に準備する必要があります。

母乳は子どもの心とからだの発達に役立つことから、WHO(世界保健機関)では、「適切な食事を補いながら2歳か、それ以上母乳育児を続ける」ことが勧められています。可能ならば、自然卒乳(子どもが成長し自ら離れていくのを待つやり方)を行うと、子どもがおっぱいを欲しがって泣き叫ぶこともありませんし、少しずつおっぱいから離れていくので、おっぱいが張って痛むこともありません。

子どもとママ共に、心とからだの準備ができてから

卒乳する時期は、子どもの性格や成長、親の生活環境などによっても左右され、1歳過ぎに卒乳する子もいれば、3歳間近で卒乳する子など、年齢には幅があるのが現状です。

無理なく卒乳を進めていくためには、子どもにもママにも、最低限の条件があります。卒乳を進める前に、以下のポイントを確認してみましょう。

1. 子どもとママの気持ちの確認

おっぱいをやめようと思うとき、以下の3つのことも考えてみましょう。

  • おっぱいをやめることについて、ママはどのような気持ちをもっていますか。
  • おっぱいをやめようと思った理由と、やめることに対して何を期待していますか。
  • 子どもはおっぱいを欲しがっていますか。

卒乳に向けて気持ちの確認ができると、心の準備につながります。

2. 母乳以外の食べ物からの栄養が十分とれている。

離乳食を1日3回食べるようになり、身長・体重も順調に伸びているようであれば、母乳やミルク以外の食べ物から栄養をとれていると考えてよいでしょう。

3. ストローやコップが使えるようになってきた。

卒乳をしたらストローやコップなどを使って水分や栄養分をとっていく必要があります。ストロー飲みができるか、コップを使ってすすり飲むことができるかも、大切な卒乳の条件となります。

4. 1日に飲む母乳の回数、量が減ってきている。

母乳の回数や量を多く飲んでいる時期の卒乳は子どもにとってもママにとっても辛くなってしまいます。離乳食を食べる量や様子を見ながら、時期を決めましょう。

また、断乳・卒乳後は母乳を飲んでもらえなくなるので、個人差はありますが、乳腺が張ったり、痛みを伴うこともあります。ケアを怠ると、乳腺炎等のトラブルになることもあるので、卒乳や断乳後は、しっかりとおっぱいのケアを行うようにしましょう。断乳・卒乳について悩んだり、おっぱいのトラブルが起きた場合には、助産院等に相談してみましょう。

赤ちゃんが生まれてから始まる母子の密着生活に一区切りつけるのが卒乳のタイミングなのかもしれません。新しいステップに向けて、もうひとがんばり。でも、辛い時は無理をしないで助産師等の専門家に相談してくださいね。

カテゴリー

はますくQ&Aを検索

検索

検索

悩みから探す

年齢から探す

フリーワードから探す

はますくQ&Aを検索

検索

悩みから探す

年齢から探す

フリーワードから探す

このページの先頭へ