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帽子を嫌がる子への対応を教えて

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外出中に帽子をかぶってほしいのですが、かぶせてもすぐに脱いでしまいます。帽子を嫌がる子どもに、かぶってもらうコツはありますか?

感覚が敏感な子もいる

頭を守るために帽子を被ってほしいところですが、1歳くらいの子には帽子をかぶる意味を理解するのがまだ難しいため、すぐに脱いでしまうことがあります。

脱いでしまう理由の一つとして、感覚刺激に対する反応が強すぎたり弱すぎたりする可能性があります。たとえば、帽子の素材やゴムの締め付けが苦手なのかもしれません。また、帽子にも様々な素材、形、大きさなどがありますので、ゴムの締め付けが苦手、ニット帽をチクチクすると感じる、首を守るためのフラップが苦手など人によって苦手と感じる感覚は違います。

その他に、無意識に自分の身を守ろうとした可能性があります。皮膚は急な刺激に対して、「攻撃された」と感じ刺激を回避する機能(防衛反応)があります。大人は頭や背中など見えない身体の部位でも、何が起きているのかをイメージできますが、お子さんにはまだ難しいことです。そのため、自分で見えない頭で起きたことに対して、身を守ろうとして帽子を脱いだ可能性があります。

素材・形・大きさを変えるなどいろいろ試してみよう

子どもが嫌がらない感触のものを探す

いろいろな素材や形、大きさの帽子を試着してみましょう。好みの帽子をお子さんが選ぶのも良いでしょう。

帽子に慣れる

帽子をかぶる前に帽子を使って遊んでみましょう。人形に帽子をかぶらせてみたり、お母さんやお父さんにかぶらせてみたりしましょう。

頭の刺激に慣れる

ボールプールや新聞遊び、親子でのふれあい遊びなどを通して、頭への色々な刺激を経験するようにしましょう。その際に、刺激を体験することを意識しすぎてしまうと、訓練のようになってしまうため、お子さんが嫌がらない程度に楽しく遊ぶことを大切にしましょう。

子どもに帽子をかぶっている様子を鏡で見せる

帽子をかぶる時は、鏡を見ながらかぶってみましょう。自分の頭の上で何が起きているのかを見て確認できることで、お子さんも安心できます。かぶらせた時には、「かっこいいね」「かわいいね」と褒めてあげましょう。

日に当たる時間を調整する

どうしても帽子を嫌がる時には、日陰で遊んだり、外にいる時間を短くしたりしましょう。

同世代の子どもの親と話をすると、 同じような事で悩んでいることが多いです。子育てサークル ・ サロン等に足を運んで情報交換してみませんか?

それでも帽子を嫌がることが続き、困ったり、悩んだり、イライラしたりする場合は、お住まいの区の健康づくりセンターの保健師に相談しましょう。

乳幼児親子を対象にした「親子すこやか相談」は、LINEやWebから24時間予約ができ、安心して専門家に相談できます。前月の20日から翌月分の予約受付開始です。利用してみてください。

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