子どもの靴が小さくなってきたので、買い替えたのですが、新しい靴を嫌がり、もともとはいていた靴をはきたがります。新しい靴を嫌がらずに履かせるコツはありますか?
こだわりが強く新しい靴を嫌がる
変化に対する不安がこだわりの強さへ
ものごとへのこだわりは、子どもの安心感と大きな関係があります。靴の買い替えを嫌がる場合、見た目や履き心地の変化に対する不安や恐怖といった心理が関係している場合が多いです。
無理強いせず、こだわりの要因を探って
子どもの特徴的な行動には必ず理由があります。まずは、その背景の理由に目を配りましょう。お子さんは靴の他にもこだわりのものごとをお持ちでしょうか。それは見た目でしょうか。感触でしょうか。それとも活動そのものへのこだわりでしょうか。
見た目や感触などの感覚に苦手と感じるものがある場合は、できるだけ似たようなものを用意するとか、使う前にしばらく(1週間くらい)見せるだけにしておくなどの対応が考えられます。
今までと違う行動に対して抵抗がある場合は、変化に対する不安や恐怖がありますので、根気よく新しいやり方を提案するといった方法があります。
いずれにしろ大事なのは無理強いしないことです。無理をさせると子どもの不安や恐怖が強まり、かえって頑なになったり、それ以外の変化も受け入れなくなってしまうことがありますので、子どもに寄り添うように接しましょう。
自己主張が始まる難しい時期です。子どもも伝えたくてもうまく伝えられず、親も子どもを理解したくても会話で解決できないことが多くお互いに大変な時期です。同世代の親子の対応などが参考になることがあるので、気分転換を兼ねて、子育て支援ひろば等に行ってみましょう。