療育って何ですか?具体的にどのようなことをしているのですか?
療育って何ですか?具体的にどのようなことをしているのですか?
療育とは、子どもが育っていく過程で、
気になることに対しての相談や関わり方について一緒に考えるなど、サポートを行うところです。
子どものもっている力を引きだし、良いところを伸ばしながら育ちを助けることを目的としています。
体を使った運動遊びや指先を使う製作などの活動、食事や着替え・排せつなど日常生活の中で、様々な体験を通して周りの人とやりとりしながら、ことばや理解力、運動機能や社会性などを育てていきます。
年齢や子どもの特性に合わせて、個別か少人数の集団か、親子での参加か子どもだけでの参加か、などいろいろな形があります。
小学校入学前までの年齢では、児童発達支援事業所や児童発達支援センター、小学校入学以降の年齢では、放課後等デイサービスです。他に専門医療機関で療育を行っているところもあります。
スタッフとして、保育士や児童指導員を中心に、言語聴覚士や作業療法士・理学療法士・看護師・心理士など、様々な専門家がチームになって支援している場もあります。
療育を利用することで、子どもは生活に必要な力を身につけていくことができます。また、保護者にとっては個別相談を受けたりおはなし会に参加したりと、子育ての心強い応援団と出会うことができます。
また、多くのお子さんについて、療育のスタートが早ければ早いほど、効果が表れやすくなっています。子どもの育ちに気がかりがあったら、まず相談してみましょう。
家庭で子どもとのかかわりに戸惑いがある方は、まずは専門家のいる窓口で相談してみてください。かかわり方のヒントが得られたり、必要があれば療育を勧められたりします。