以前は園での出来事をよく話してくれたのに、最近は自分から話さなくなり、聞いても「別に」とか「ふつう」という程度で、寂しく、心配です。どうしたらいいでしょうか。
子どもと会話が弾まないのはどうすればいいの?
必要なことが話せたら大丈夫
成長の過程とある程度は割り切って、必要なことは話せるような環境づくりで安心感を育てましょう。
子どもが話しやすい雰囲気を作ることが大切
子どもが好きなことの話を興味を持って聞く
大人が聞きたいことを聞きだそうとするより、子どもが好きなテレビでもゲームでも、子どもが話したくなることを聞いてみましょう。
興味を持って話を聞くことで、子どものこころに「お母さん、お父さんは自分の話を聞いてくれる」という安心感が育ちます。
子どもの話はさえぎらない
話があちこちとんでしまったり、まとまらなくても、さえぎったり先回りしたりしないようにしましょう。
「どうせ最後まで聞いてくれない」「言いたいことをわかってくれない」という思いから、話さなくなってしまいます。
子どもと2人きりになれる環境をつくる
他の家族に聞かれたくない話があるのかもしれません。お風呂や散歩など、2人きりになれる環境をつくって話をしてみましょう。それでも子どもが話そうとしない時には、しつこく聞きだすことはしないようにしましょう。
日ごろから「あなたの話を聞いているよ」という信頼関係を築くことで、子どもが話しやすい雰囲気の家庭になることでしょう。
それまでよく話してくれていた子どもが急に口数が減ったり、園での話だけしなかったり、という場合には、子どもが何か心配ごとや悩みを抱えているかもしれません。そのような時には、園の先生やまわりの大人に直接様子を聞いてみることもひとつの手段です。
子どもの成長のひとつであるとわかっていても、つらく心配ですよね。ひとりで抱え込まないで、家族や専門家に相談してみてください。