生後7か月になりました。離乳食の固さは、どのタイミングで変えればいいのでしょうか?
離乳食の固さはどのタイミングで変えるの?
赤ちゃんは、噛む能力が十分育っていない
離乳食を作るとき、固さはこれでいいのかな?と悩みますよね。月齢がすすんでも、上手に食べられない場合もあり、かむ力がついてくるのには個人差があります。つまり、同じ月齢でも、最適な固さが違うことがあります。
また、この頃の赤ちゃんは、まだ固形物を噛んで処理する能力が十分に育っていないため、食べにくいものだと、飲み込めずに口にためてしまうことがあります。
歯ぐきですりつぶすことができるものから
赤ちゃんの口の機能は、舌で押しつぶす機能から歯ぐきですりつぶす機能へと発達していきます。
離乳食の中期(生後7か月から8か月頃)は、食べものを指で軽く力を入れるとつぶれる程度の固さが目安になります。食べ物をすりつぶしたり、飲み込む力に合わせて、食べものの固さや大きさを考えていきましょう。一口の量が多いと噛めず飲み込めないので、量を調節したり、お口の中の物がなくなってから、次の一口をあげましょう。
また、小さすぎたり、薄っぺらだと舌や歯ぐきで押しつぶすことができません。例えば、固い肉や、葉物・根菜類など繊維が多い食品は、歯ぐきでつぶすことが難しいので、いかに食べやすくして与えるかがポイントとなります。
形があって柔らかいもの(舌でつぶせる固さ)から始め、上手に食べられるようになったら、歯ぐきでつぶせる固さにステップアップしていきましょう。一緒に食事をして、声をかけたり、食べているところを見せてあげたりして、楽しい時間を過ごせるといいですね。
子どもの発達を見極めるのは、初めての子育ての時には大変難しいことです。ひとりで悩まないでくださいね。悩んでつらくなる前に、専門家や身近な先輩ママに相談しましょう。
各区の親子すこやか相談でも、離乳食の相談ができます。