「ブクブクうがい」はできるのですが、「ガラガラうがい」ができません。どのように教えたらいいですか。
「ガラガラうがい」の教え方は?
「ガラガラうがい」は難易度が高い
『うがい』をすることは、「菌を洗い落す」という効果があり、風邪などの病気を防げる効果は、とても大きいです。しかし、上を向いて喉を洗浄する「ガラガラうがい」は、子どもにとって難易度が高い動作になります。「ブクブクうがい」に慣れてから、ゆっくりと時間をかけて、焦らず「ガラガラうがい」を教えていきましょう。
上を向いて「あー」と声を出すことから始めよう
大人がお手本を見せ、マネをすることから始めましょう。
- 上を向いたまま「あー」と声を出す練習をします。
- 口に水を含んだまま上を向く練習をします。
- 水を含んだまま上を向き、「あー」と声を出す練習をします。
- 強く息を吐きながら「あー」と声を出すと、ガラガラという音が出ます。
うがいの練習は、最初、周囲を濡らしてしまうことも多いです。子どもが水をこぼしてもいいように、お風呂の中で練習を始めると、大人の負担も少なくなります。初めはうまくできなくても、毎日の積み重ねの中で、少しずつ上手になっていきますよ。
なかなか上手にできなくても、うがいをしてみようと子どもが思えることが次につながります。外から帰ってきたらうがいすることを、習慣づけるようにしましょう。