子どもの朝の寝起きが悪くて手を焼いています。どうしたらすっきり起きられるようになるでしょうか。
朝、すっきり起きられるようになるのはどうすればいい?

ちょっとした工夫で余裕ができる
忙しい朝に子どもの寝起きが良くなくてお世話の手間がかかるのはたいへんですね。
ちょっとした工夫で、親子ともに少し余裕が生まれるかもしれません。
子どもの体内時計を整え、大人は時間に余裕を持って
毎朝だいたい決まった時間に起こす習慣をつけよう
- 起きる時間が日によってバラバラでは子どもの体内時計が整いません。大人の休日もだいたい同じ時間に起こすようにしましょう。
- 理想的な生活リズムは「早寝早起き」と言いますが、実際には「早起き」することで眠くなる時間も早くなり「早寝」になります。早寝させるため、まず早起きに取り組みましょう。
朝の太陽の光を浴びて、体内時計をリセットしよう
- 寝ている部屋に窓があれば、カーテンを開けて朝の太陽の光を浴びましょう。窓がなければ、抱っこしてでもお布団から起こし、朝の太陽の光を浴びられる所まで移動しましょう。
大人が時間に余裕を持つよう心がけよう
- 子どもがぐずる時間も計算に入れて、大人は子どもが寝ている間にできることを先に済ませるなど、時間に余裕を持てるよう工夫しましょう。
- 余裕のない時や焦っている時にぐずられるとイライラしてしまうのは仕方のないことです。でも感情のままに怒りをぶつけてしまうことでさらに子どものぐずりがひどくなり、悪循環に陥るのもよくあることです。
大人の方が少し心に余裕を持つだけで、「今日は自分でお布団から出てこられたね」「今日は泣かずにお部屋を移動できた」というようにスモールステップで子どもの変化をとらえられるようになります。
「今日の朝ごはんは○○ちゃんの好きな卵焼きのおかずだよ」というように、叱られてイヤイヤ起きるより、起きたら嬉しいことがある、というように働きかけるのもいいですね。
大人も子どもも気分よく一日のスタートをきれるように、できたことを丁寧に褒めてやる気を育てていきましょう。
日によって子どもの機嫌も違うので、難しいとは思いますが、できそうなことから取り組めると良いですね。