子どもの唇の周りが赤くなるのは、どうしてですか。
唇の周りが赤くなった時の対処法を教えて
唇や口のまわりを繰り返しなめることで起こる
乾燥した唇をなめたり、よだれや食べ物が皮膚を刺激したりすることでおこる「舌なめずり皮膚炎(なめまわし皮膚炎)」が原因だと考えられます。
「舌なめずり皮膚炎(なめまわし皮膚炎)」とは、唇や口のまわりを繰り返しなめることで起こる皮膚炎です。
特に寒い季節に乾燥によってカサカサした唇を無意識に湿らせようとして、舌で唇を繰り返しなめることが発症のきっかけになることが多くあります。
一見すると「少しかぶれたのかな?」と思われがちですが、なめた範囲がくっきりと赤くなるのが特徴です。
乾燥を防ぐことが大切
子どもの「舌なめずり皮膚炎(なめまわし皮膚炎)」の予防は、唇や口周りの乾燥を防ぐことが大切です。
乾燥対策として、子ども用のワセリンやリップクリームなどをこまめに塗って保湿し、皮膚を保護しましょう。
塗るタイミング
- 顔を洗ったあと
- 食事の前後
- 外遊びの前後
- 寝る前
- 子どもが唇をなめている時 など
また、口の周りに食べ物や飲み物、歯磨き粉などが付いたままにしておかないことも大切です。
清潔を保ち、子ども用のワセリンやリップクリームなどでしっかり保湿をし、肌を保護しましょう。
もし、症状がひどい場合や痛みがある場合は、自己判断せずに、かかりつけ医や皮膚科を受診しましょう。


夏は強い紫外線にさらされ、冬は遠州空っ風にさらされ、子どもも大人も肌の乾燥が気になることが多いです。とはいえ、家に引きこもってしまうにはもったいない!お肌の保湿をしつつ、公園や子どもと行ける公共施設などに出かけませんか?