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出産後、たばこを吸いたい

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妊娠中は禁煙していましたが、出産後また、たばこを吸いたくなりました。吸っても大丈夫ですか。

赤ちゃんの健康と事故防止のために禁煙継続を!

出産後、たばこを吸いたくなったのは、出産への不安や緊張からの解放・慣れない育児や家事との両立の不安からということもあるかもしれませんね。出産後の慣れない生活に戸惑いも多々あると思いますが、ママや赤ちゃんの健康を考えると、喫煙はお勧めできません。理由としては、以下の症状や病気、事故の危険性があるためです。

ニコチン中毒の症状が起こる

出産後、ママは赤ちゃんに母乳をあげます。母乳はママの血液から作られているので、たばこを吸うと血液中のニコチンが母乳に移行します。それを飲んだ赤ちゃんには、次のようなニコチン中毒の症状が起こる場合があります。

  • 下痢をする
  • 脈が速くなる
  • 興奮して眠りにくい状態になる

たばこの煙は病気の原因になる

  • ぜんそくなど呼吸器の病気の原因になる
  • 中耳炎にかかりやすくなる
  • 乳幼児突然死症候群(SIDS)の危険性が高まる

誤って食べると危険

赤ちゃんは3~4か月頃から手をなめるようになり、手に持ったものを何でも口に入れるようになるため、誤って食べると危険です。たばこ1本には、子どもが食べると死んでしまうほどの量のニコチンが含まれています。

気分転換など、意識をたばこ以外に向けよう

禁煙継続のための心構え

  • 今まで禁煙できたことに自信をもちましょう。
  • たばこの害を思い出しましょう。
  • 禁煙してよかったことを思い出しましょう。

たばこを吸いたくなったら

  • お茶や糖分の少ないガムなどを口にしましょう。
  • 散歩に出るなど場所をかえましょう。
  • 家族や人とおしゃべりをし、ストレスを発散しましょう。
  • まずは5分、というように少しの時間がまんしてみましょう。

それでも、禁煙が難しい場合や育児の不安や負担等がある場合は、家族などの身近な人に家事や育児を手伝ってもらったり、かかりつけ医や区の保健師に相談したりしましょう。

参考文献39

たばこは百害あって一利なし、できることなら縁を断ち切りたいですよね。一方、喫煙習慣があると、禁煙することは容易ではありません。禁煙がうまくできず悩んだら、専門家に相談しましょう。

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