母乳で育てており、搾乳が必要なのですが、時間がかかるわりにたくさん搾れていない気がします。うまく搾るためのポイントを教えてください。
搾乳のポイントを教えて
搾乳は授乳の代わりに行うもの
搾乳は授乳の代わりに行うものです。直接授乳できなくても、搾乳をすることで母乳育児は続けられます。
コツは、「タイミング・搾り方・母体のメンテナンス」
- 搾乳のタイミング
搾乳は、母乳がたまった感じがしてからではなく、赤ちゃんの授乳間隔と同じ3時間を目安に行うことで、母乳の分泌量を保つことができます。 - 搾乳方法
搾乳方法は乳房を絞るようにするのではなく、乳輪の外側に指をおきリズムよく指を合わせるようにします。四方八方、色々な方向からやりましょう。角度によっては、左右、手を変えるといいですね。
手で搾るのが大変な時は、搾乳器を使うのもいいでしょう。搾乳器には手動と電動があります。どちらでも構いませんが、時には圧が強くかかり痛みを感じることがありますので、そのような時は一旦休みましょう。 - 母体のメンテナンス
搾乳する時は下向きになるので、首が痛くなったり背中が凝ってしまうことが多いです。搾乳後は首や肩を回したりしてストレッチをしておきましょう。
授乳の仕方や、母乳の分泌を良くする乳房マッサージについて詳しく知りたい方は、助産師に相談してみてください。一人ひとりの状態に合った方法の指導・助言を受けられますよ。