産後のからだの不調を改善する方法を教えて

赤ちゃんのお世話で姿勢が悪くなりやすい

泣きやまない赤ちゃんを抱っこしたり、授乳したり、赤ちゃんのお世話は前かがみの猫背の姿勢になることが多いですね。
姿勢が崩れたまま長時間同じ姿勢でいることで、肩周辺の筋肉がこわばって血流が悪くなってしまい、肩のだるさや重さが引き起こされるのです。

ひどくなる前に対処して

肩こり解消のポイント

長時間同じ姿勢でいることを避ける

赤ちゃんを抱っこしている時も時々立ち上がって歩いたり、抱っこする向きを変えたりしてみましょう。

首、肩まわりのストレッチをする

トイレの時についでに肩を回す、赤ちゃんをお布団に寝かせたらママが手を組んで伸びをする、背中側に引っ張るなど、前かがみの姿勢をリセットすることを意識して取り組みましょう。

いつも身体の同じ方ばかりを使わない

バッグを肩から掛ける時にいつも同じ側に掛ける、というような癖はありませんか。また、利き手は使いやすいので、どうしても利き手に負担がかかりがちですが、意識して反対側も使うようにしましょう。

首、肩まわりを温める

入浴をシャワーで済ませてしまっていませんか。産後1か月の健診で問題なければ、湯舟に浸かってかまいません。週に数回でも家族に協力してもらって、お風呂でゆっくり温まりましょう。血流がよくなり、肩こりの改善につながります。

肩こりがひどくなると頭痛がしたり、めまいや吐き気をもよおしたりすることもあるので、できるだけ早いうちから対処することが大切です。