生後7か月になり、しばらくの間おすわりができるようになりました。そばにあるおもちゃに手をのばしてつかむようになってきました。この時期、どんな事に気をつければいいですか。
おすわりができる頃の赤ちゃんで、気をつけることは?
この頃の赤ちゃんについて
首が座って腕や背中の筋肉がつき、おすわりができるようになると、視界も広がり、興味を引くものがたくさん目に入ります。おすわりが安定しない時期は、手を伸ばした拍子にバランスを崩して、顔や頭を床や机にぶつけたりすることもあるかもしれません。また、この時期は手に取った物を口に入れて確かめる時期です。そのため、小さな物は飲み込んでしまうことがあり、ボタン電池やたばこなど危険な物を誤飲する可能性があります。
こんな工夫をしてみよう
おすわりが安定するまでは、そばで支えながら遊んだり、マットなどを敷いてけがの予防をしたりして安全確保の工夫をしましょう。また、赤ちゃんの目の高さになって、部屋の中を見直してみましょう。普段何気なく置いてある物も、赤ちゃんにとっては好奇心の対象となりますので、手の届かない高い所や引き出しの中など、赤ちゃんの目につかない所に置くようにしましょう。
赤ちゃんの体の発達に合わせて、生活環境を整えていくことで、けがや事故を防ぐことができます。赤ちゃんがおすわりすることができるようになったことで、どこまで手が届くようになったかを確認して、周りに危険性はないかをチェックしてみると良いですよ。