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ロタウイルス感染症とはどんな病気?

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ロタウイルスのワクチンが定期予防接種になったとのことですが、どのような病気ですか?

感染力が強く、多くの子どもが経験する胃腸炎

ロタウイルスによる胃腸炎は、生後6か月から2歳の乳幼児に多く、5歳頃までに大部分の子どもが経験します。大人も感染しますが、ほとんどの場合、症状が出ません。
主な症状は発熱、突然の嘔吐、水のような下痢です。下痢はウイルス性の胃腸炎の中で最もひどく、米のとぎ汁のような白色の水様便が出るのが特徴です。

ロタウイルスは、口からウイルスが入ることで感染しますが、経路としては、感染した人の便や吐物の処理をした手指があげられます。
ロタウイルスは感染力が強く、ごくわずかなウイルスが体内に入るだけで感染してしまうので感染を広げない対策が必要です。なお、症状が治まってからも便にウイルスが出ることがあるので、注意が必要です。

感染防止の基本は手指消毒、重症化を防ぐため予防接種を

治療方法

ロタウイルスに効果のある抗ウイルス剤がないため、治療としては水分や栄養補給が中心となります。
下痢等による脱水症状がひどい場合は、点滴や入院が必要となります。乳幼児が感染すると激しい症状が出ることが多く、特に初めて感染した時に重症化することが知られています。

ロタウイルス感染予防のポイント

  • 抗ウイルス剤がないため、感染を予防することが最も重要です。
    赤ちゃんに接する大人は、外出後や、トイレ使用後、食事前などに手指を洗浄、消毒してください。
  • 感染してしまっても重症化するのを防ぐため、予防接種を標準的な接種月齢で受けましょう。

ロタウイルスのワクチンは、シロップタイプの飲むワクチンです。
予防接種の1から2時間前までに授乳を済ませ、少し空腹くらいのタイミングが飲み込みやすいようです。

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