授乳時に肩や腕が痛む

無理な姿勢になっている

楽しいはずの授乳で痛みがあるのはつらいですね。授乳の姿勢が前かがみになっていませんか？ママの体に力が入ったりしていませんか？赤ちゃんにくわえてもらうことを優先したためにママが無理な姿勢で授乳しているのかもしれません。

骨盤を立てて、ママの姿勢を正す

まず、ママの姿勢を正しましょう。コツは骨盤を立てるようにすることです。
椅子に座る時は足底が床にぴったりつく深さに座ります。背中と背もたれに隙間がある時はクッションなどで埋めましょう。
床に座る時は胡坐を組み、お尻の下に座布団やタオルを入れお尻が下がらないようにします。これで骨盤を立てることができます。

赤ちゃんをママと向かい合わせになるように抱き、授乳クッションやタオルなどで赤ちゃんの口が乳首の高さになるよう調節します。その時、乳房を動かさないで乳首が赤ちゃんの口の真正面にくる位置に赤ちゃんを抱きます。決して前かがみにならないよう、赤ちゃんを抱き寄せるようにしましょう。こうすると、覗き込まなくても目線を落とすだけでくわえている様子を確認できます。

ママの姿勢が安定すると体に余分な力が入らず、赤ちゃんもリラックスして飲んでくれます。ママが“飲ませにいく”のではなく、赤ちゃんに“飲みにきて”もらいましょう。