子どもが大人が食べている味の濃いお菓子を欲しがって、赤ちゃん向けのおせんべいやぼうろなどを食べなくなりました。大人と同じお菓子をあげてもいいでしょうか。
幼児に大人用のお菓子を食べさせてもいいの?
濃い味の方が美味しく感じる
子どもも味が濃い方がおいしいと感じるので、濃い味を好むようになります。
子どもは、まだ消化機能が発達段階のため、糖分、塩分、脂肪分、添加物などは、子どもの体には負担になることがあります。味覚も発達段階なので赤ちゃん向けのお菓子でなくても、できるだけ脂肪分や塩分等の少ないお菓子を選んであげるといいですね。
栄養補給としての幼児のおやつは、ルールを決めて
今は大人と同じ物を食べたがる時期です。
これを機に、家族の健康のためにみんなで食事やおやつの内容について見直してみてはいかがでしょうか。
幼児期のおやつは、3度の食事で足りない栄養を補うための役割を果たします。
おやつの例としては、果物や芋類、おにぎり、チーズやヨーグルトなどの乳製品などがおすすめですが、市販のお菓子等を利用する場合には、無添加、砂糖や塩分、脂肪分などが控えめなものを選ぶようにし、お茶や牛乳などでしっかり水分をとりましょう。
また、「時間」「量」「ルール」などを決めてあげるようにしましょう。
おやつの時間は、子どもにとって至福の時間。「おいしい」と感じるのは「味」だけではなく、食べるときの雰囲気も大切です。コミュニケーションの1つとして家族で一緒に楽しみましょう。
おやつを楽しむために、材料となる野菜などを育ててみたり、お店で材料を一緒に選んでみたり、親子で作ってみるなどもおすすめです。おやつ時間を親子で楽しんでください。