子どもがよく鼻血をだすのですが、何かの病気でしょうか?
子どもの鼻血について教えて
鼻の粘膜が弱く出血しやすい
幼児期は、まだ鼻の粘膜が弱く敏感なため、傷がつきやすく出血しやすいものです。
きちんと止血をして10分以内に止まる場合は、まず心配いりません。
正しい処置をしても15分以上止まらない場合は受診して
鼻血が出た時の対処方法
- 両方の小鼻を指で押さえ、顔を下向きにして座らせましょう。
※上を向かせたり、首の後ろをたたいたりするのはやめましょう。 - 5~10分程押さえていればたいていは出血が止まります。
鼻血の原因
- 鼻をほじったり強くこすったりした
- アレルギーやかぜなどで鼻の粘膜が弱くなっている
- 強く鼻をかんだ
- 鼻の乾燥
- のぼせ
など
子どもが朝起きた時、布団に鼻血の出血がついていることもよくありますが、眠っている間に無意識に鼻をいじってしまって出血することが多いようです。こまめに爪を切り、鼻の粘膜を傷つけないようにしましょう。
心配な鼻血
- 頭や顔面を強く打った後に鼻血が出たような時には、すぐに受診してください。
- 週何回も鼻血が出る、止血しても15分以上出血が止まらない、鼻血だけでなく歯茎などからも出血する、わきの下や膝の裏などぶつけたりしにくい部分に内出血が起こる、などの時は血液疾患の有無を検査するため受診しましょう。
かかりつけ医の時間外などに、救急にかからなければならないかどうか迷った場合は、「しずおかこども救急電話相談(#8000)に問い合わせてみましょう。