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「卒乳」にどう取り組めばいい?

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母乳育児をしています。「断乳」や「卒乳」はいつ頃、どう取り組めばいいですか?

子どもとママ、互いに大変な卒乳。「正解」は無いと思って

赤ちゃんとおっぱいには深い深い結びつきがあります。
ママから直接栄養をもらい、命をつなぐ授乳。お腹がすいて不安な時、ママの暖かくて柔らかいおっぱいに吸いつくと、お腹も気持ちもいっぺんに満たされるのです。まるで魔法のようですね。

そんなおっぱいと赤ちゃんとの別れ方は、育児書、ネット等でいろいろな方法があふれています。

時期についても、離乳食が順調に進んだ1歳頃、食べられる量も増えよく動くようになってくる1歳半頃、2歳、2歳半、飲みたいだけいつまででもいい…など、諸説あります。
理由も、「赤ちゃんもママもまとまった睡眠がとれるように」「離乳食の量が増えてくれるように」「おっぱいを噛まれるようになって大変」「下の子を妊娠したから」など、様々です。

いつの時期がよい、どのやり方が正しい、間違っているということは一概には言えません。ここで大切なことは、赤ちゃんにとってもママにとっても、「授乳」というとても密接で直接的に愛情を感じられる行為との別れは、とても大変なことだということです。

子どもの心の様子を気にかけ、スキンシップも大切にして

卒乳は、ママにとっては終わって楽になったような、でも凄く寂しいような気持ちになりますし、赤ちゃんにとっては、自分の口で暖かく柔らかいおっぱいがもう飲めなくなる、とても辛く寂しいことなのです。

成長しておっぱいがいらなくなるのは喜ばしいことですが、いつであれ、どんな方法であれ、おっぱいとのお別れの時は、いつも以上にスキンシップを大切にして沢山遊んであげましょう。「おっぱいは終わったけど、ママはあなたのことが今までと何も変わらず大好きなんだよ」と、沢山抱っこしてあげましょう。パパや他の家族も沢山関わってあげるとよいですね。

おっぱいを卒業した後でも、不安な時、寂しい時にはおっぱいに触りたくなる時もあります。特に夜寝る時に触る子も多いですね。おっぱいは触らないけど、お母さんの耳を触りながら寝たり、ほっぺを触りながら寝る子もいますね。日中も、指しゃぶりをしたり、ぬいぐるみや肌触りのいいタオルなどをいつも持つようになる子もいます。 子どもは、自分でおっぱいを卒業した寂しさを紛らわすものを、工夫して見つけ出しているのです。無理に止めさせたりせず、頑張っているんだなぁとその様子を受け入れ見守ってあげてくださいね。

職場復帰や下の子の妊娠などをきっかけに卒乳を考えることもありますね。また、「よし、おっぱいを卒業にしよう!」と思っても、途中でやっぱり早かったかな、など迷うこともあるでしょう。迷った時・不安な時は遠慮せずに「すこやか相談室」の保健師さんに相談しましょう。

助産所の「卒乳相談」を利用したり、ひろば等で情報交換したりすると、良い方法を知ることができるかもしれませんよ。

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