赤ちゃんが7か月になりました。自分から机などにつかまって立つことはできませんが、大人が脇を支えてあげると立つことができます。このような立ち方は、体の負担になるでしょうか。
つかまり立ちできない赤ちゃんの脇を支えて立たせても大丈夫?
からだを支えて立たせるより、ハイハイをさせよう
立つことは負担にはなりませんが、まずはハイハイの経験を十分にさせてあげましょう。
発達に応じて、赤ちゃん自身がやりたがる動作がある
ハイハイは手の発達に重要です。
座る時にからだを手で支えたり、歩き出す頃、転んだ時に顔や頭を床にぶつけないよう手をとっさに出すなどの動作につながります。
今の時点では、大人が座らせたり立たせたりすることより、赤ちゃん自身が寝返ったり、ずり這いしたり、座ったり、倒れたり、姿勢を変えたりすることが大事です。
いろいろなところへ自分で動いていきたいという赤ちゃんの気持ちを大切にして、安全に気をつけながら自由に遊ばせてあげましょう。
運動機能の発達の目安は、親子健康手帳(母子健康手帳)の「乳児の身体発育曲線」のページも参考にしてくださいね。
ただ、赤ちゃんの発達は個人差があるので、焦らずに様子を見ましょう。不安を感じるようでしたら、医師や保健師・助産師などの専門家に相談しましょう。