2~3歳のおもちゃトラブル1
おもちゃを取られた子どもの気持ちを尊重しましょう
幼い子ども同士で遊んでいると、おもちゃを取られてしまうことがありますね。その時、親はどう対応すればいいのでしょう? 「貸してあげなさい」と子どもに言うのがいいのでしょうか。
- おもちゃを取られた子どもの気持ちを第一に考えましょう。「取られても良かったのかな?」「本当は取られたくなかったのでは?」など、どう思っているのか、子どもの気持ちを考えましょう。
- 子どもにも、自己主張があります。自分の思っていることを尊重してもらえる体験が大事です。大人は子どもの気持ちを尊重し、子どもの自己主張を守ってあげましょう。
- おもちゃを取られたことがイヤならば、大人が取り返してあげましょう。その際、相手の子どもや親に、一言「ごめんなさいね」と言葉を添えると、お互い気持ちがいいですね。
無理にがまんさせられた子どもは、なかなか友だちと仲良く遊べるようになりませんが、自分の気持ちを分かってもらえる経験を重ねた子どもは、人に優しく出来るようになり、自分からおもちゃを貸せるようになります。
「おもちゃトラブル」シリーズ
- おもちゃトラブル1「遊んでいたおもちゃを取られたら?」
- おもちゃトラブル2「友だちのおもちゃを取ってしまったら」
- おもちゃトラブル3「がまんが難しい子どもにどう向き合う?」